先日の日曜日は ”市民の森ワークショップ”の活動日でした
いつもはこじんまりと(和気藹々?)と行うのですが今回は
村国山全体の活動ということで 地元中学校 地区の自治振興会
行政も交えての大がかりな活動でした
壇上に立っているのは 当会会長一番村国山に思い入れのある人ではないでしょうか(笑)
それにしても良く集まりました総勢200人ぐらいはいるんじゃないでしょうか?
では今回の作業内容はご覧いただいても解りますように ここは池だったんですが
長年の山土砂が堆積し 池底が上がってしまい まるで天然のビオトープ状態になってしまっています
それはそれでいいのですが あまりにも土砂がたまりすぎるともはや池にはならないため
みんなで泥あげ作業ですさらには 土止め板を設置し泥の流れ水の流れをしっかりと分けて行こうという魂胆
素晴らしい人海戦術による土木作業です(笑)
このように 子供も大人も交じって バケツ(土嚢袋)りれー!結構楽しい
これが完成後!
人間の手だけでもしっかりできました(爆)
このサークルは 越前市の都市計画課のみなさんで工事をしたそうです
さすが行政の皆さん 仕事が緻密かつ しっかりしてます 標準施行のお手本??(笑)
こうして山の水もきれいに流れ この池もしばらく素晴らしい景色を私たちに与えてくれるでしょう
昨日は大阪のお客様の構造内覧会にお邪魔しました
お客様は 吹田市を地盤にリフォーム&新築をされている”日向建設”様
社長様から 新しい工法の構造内覧会やっているから見においでよとのお誘い
少し時間がとれそうでしたので 一路大阪へ
さすが大阪 間口が狭く ホント狭小地域だなあと思いますね
福井ではなかなか考えられません(汗)
しかしこの建物ちょっと変わってますね・・ 木造なんだけど何かが違う・・・
なるほど違いは この通し柱!! なんとH鋼で建てていますね!
これと 木造の梁を組み合わせ筋交いの要らない自由な大空間を確保することが出来ています
なるほど 普通のS造ならば 梁も鉄骨、床もコンクリートの床の為、重量建築となり
基礎にかかる費用が木造よりずいぶんかかってしまいますが これならばH鋼のみの
重量増だから そんなに重くはならないですよね また木造で筋交いの要らない空間を作ろうと思うと
梁も柱も大きくなってしまうから 結果的に部屋が狭くなってしまう問題がありますが
これはそのあたりの問題もクリアしてます! 鉄骨と木造の長所をくみ上げた素晴らしい建物だと思います
また職人さんも若く とても清潔感があり見ていて気持ちがいいですね
なんと大工職、電気配線、内装仕上げ、軽鉄工事何でもこなせるマルチプレーヤーなんだそうです!!
工法といい、会社の姿勢といい、 これからの建設会社の進むべき方向性を指示しているような
素晴らしい会社です 本当に勉強になりました !!
私の住む越前市の隣町 鯖江市東部河和田地区・・
漆器(河和田塗)で有名なこの町に驚きの名樹がありました
河和田地区の 莇生田(あぞうだ)と呼ばれる地区へ現場の確認を行った帰り
この木に出会いました
ぱっと見た瞬間 何のへんてつもない欅の老木だったのですが・・・
何かが違う・・・・
ぐるっと回って反対側からの写真です!!
解ります!? 樹幹がもう朽ち果ててないんですよ(驚)
いわゆる辺材部分でのみこの木は立っているのです
その辺材もペラペラで向こうが見えますね!! すごすぎる
根元のほうはもうすでに土が堆積して 新たな植物がしっかりと根を張っています
中から木の先を 望みます・・ おーっトトロの気分(笑)
樹幹が無くても このように樹勢は衰えず葉もしっかり茂っています
このような樹木の姿を見ると 改めてその生命力に驚きと感動を覚えます
やはり大自然の営みの中では我々人間なんてちっぽけなもの・・
大自然の力の中で生かされていることを実感する瞬間でした
特に 市町の指定文化財にはなっていませんが 間違いなくこの木は名樹です・・・
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ご覧ください きょう建前の 神社の破風板です
長さ8m 厚6センチ 幅30センチ
当社に一本だけ原木があったので 4枚製材のチャレンジをしましたが
中から 腐りが出てきて 破風板として製品化できませんでした(泣)
急遽 友人の檜専門工場に連絡 方々から探していただき 何とか4枚調達が出来ました
しかし・・ お施主様がそのうち2枚は”節が大きいから”取り替えてほしいとのこと・・
泣く泣く取り替えることに・・・
しかし これだけの材料樹齢は・・有に300年は超えているでしょう
腐りや割れが入っていればともかく節が多少多いっていう理由だけで取り替え・・・
昔の社寺建築を見てほしいものです実は結構大節が入っているし またそれを巧みに意匠として表現してるし
何はともあれ”目立たない!!”
しかしそれは 請負業(請けて負ける・・)の悲しい性 泣く泣く取り替えることに
せっかく300年も生き続け、今まさに第2の人生(木生)を過ごそうとしたこの木に大変申し訳ないと思いつつ
また探しはじめました
そしてようやくお客様の満足いくものを見つけることが出来ました ご覧ください 柾どりです(年輪が柾目になっている)
木曽の天然林 (胸高直径90センチ)の盤を割り作りました おそらく樹齢は600年越えでしょう
本当に見事な材料です・・・
このように我々木材屋は 自分で材料を在庫して商品を出すのはもちろん
このようなネットワークを通じて日本中 いや世界中からお客様に喜んでもらうため感動してもらうため材料の調達を行います
だから そんな仲間に本当に感謝なんです!!
ほんとうに ありがとう!!
昨日の日曜日 少し遅めに昼食をいただきに 武生市内にやってきました
今日の蕎麦紀行は ”そば処 まつもと屋”さん 詳しくは・・・
おそめに お邪魔したので誰もいませんでした 丁度近所の稲荷神社祭礼をやっていたので
誰かいるのかなと思いましたが 思いのほか空いてました
ここのお蕎麦は 辛み大根が効いている いわゆる”辛いおろし蕎麦”のジャンルにあてはまりますね
店内にも辛み大根の写真がいたるところに・・
辛いの大丈夫ですか? と聞かれながら 出されたおろし蕎麦をいただきます
蕎麦は 中太の二八そば・・ 依然あった”定蕎麦”を思い出す懐かしいやさしい蕎麦です
如何にも手打ちの 若干不揃いな蕎麦が何とも言えません
やはり後から この辛さは来ますねー でもヤッパリ越前府中 武生の蕎麦はどこも旨いっ
と店を後にし 稲荷神社の祭礼をしていたのでちょっと散歩を・・・
子供たちが 出店の前に道いっぱいに遊んでいます・・
そして お稲荷様・・・・
ふと 鳥居の脇にある 素敵なお店 ”呉服屋さんですね”
何かノスタルジーを感じる空間でした
もう一つ有名なのは 実はここ”満る久”さん
ここの焼サバはとても有名 毎日 サバを焼いています
今日もありましたので お願いしましたが 予約でいっぱい(XX)
武生の旧市街地はとても魅力的なところでした
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盛岡といえば・・・ やはり盛岡冷麺!!
前夜祭の後 50過ぎのおっさん・・失礼しました(><)
”大先輩”方と一緒に 夜中の2時過ぎから 最後の〆ということで冷麺をいただきに
ふらふらと繁華街を歩きました さすがにかなり酔いも廻っているので
まずは方向を間違えまったく逆方向に そして元に戻りたどり着いたのは・・ここ
写真がぶれているのでまったくわかりません(泣) そーとー酔ってますね・・
ということで 深夜までやっている 焼肉&冷麺の老舗 大同苑さん 詳しくは・・・
2時過ぎから 〆の冷麺と行くはずだったのですが いきなり
肉が食いてえ・・ と某先輩 えっ(汗)2時過ぎですよ・・ と思いきや
次々に肉のオーダーを始めました・・・ やっぱ おっさん元気やわあ・・・っていうか俺もか?(照)
ちなみのこれは↓これは牛タン 厚切り!! 素晴らしい!!
そうして出てまいりました 盛岡冷麺!! うーんおいしい 麺が全然違う もちもち感が素敵ですわー
なるほど地元でも冷麺は頂きますが もう少し麺が細く腰が強いですよね
このもちもち感が 盛岡冷麺の特徴なんでしょう!! 夜中でしたが大満足!!
そして翌日も行ってまいりました・・ ごめんなさいこれまた酔っぱらっていて途中の写真です(照)
こちらは・・ 盛楼閣さん詳しくは・・・
こちらもなかなかおいしかったですが 私は大同苑さんのほうがおいしかったかな(照)
駆け足の盛岡でしたが全国の仲間たちとも久しぶりの情報交換ができ大満足のじかんでした
また盛岡行くぞー!!
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今日の蕎麦紀行は岩手編の続き!
岩手といえば”わんこそば”があまりにも有名ですが 蕎麦としての実力は如何?
これが少し気になるところ 早速調査へ!
お邪魔したのは 中尊寺近くの 『地水庵』さん
古民家風の建物は いかにもこだわりの蕎麦屋というイメージ(笑)
中に入りますと 一枚板でしつらえたテーブルや 大きなスピーカ(しかも真空管??)
から流れるJAZZのサウンドが うーん頑固なオヤジが打つ蕎麦なんだろうなあという期待感を持ちます
さてメニューはと・・ 蕎麦は ”せいろ”と”盛り”のみ いいねえ こんな店大好き
ということで 早速 古典そば”盛”ですね 更科系の十割蕎麦粗挽きですね
生醤油に近い濃いめのダシ もしくは岩塩でいただきます
確かにおいしかったですが もう少し水切りをしっかりしてほしかった(個人的に)
地水庵という名前のとおり 水蕎麦(水に浸した蕎麦)をイメージしているのかもしれませんが
蕎麦が溶けて柔らかくなってしまうので 私の好みとは少し外れました
しかし十分おいしい蕎麦ですよ!
続いて せいろ蕎麦 こちらは中挽きの十割蕎麦です
こちらも同じかな 少し水切りが弱いような・・・
あとこれは相性だと思うが 十割蕎麦の細打ちはのどごしのするする感がたいせつだと思うので
もう少し 挽き方を細かくするか、 さもすれば外二蕎麦(蕎麦10:つなぎ2)にすると
多少水があってもおいしいと思うのですが・・・・
蕎麦をちゃんと打てないものが 他人の打ったそばを批評するのは如何なものかと自分でも
甚だ失礼かと思いますが (笑) こうやって伝えるのも私の楽しみ
もしこのブログを見られたら こんな蕎麦好きもいるんだと笑い飛ばしてやってくださいね
いずれにしても 蕎麦のレベルは非常に高かったですよ ”あとは好みの問題だけです!
ということで わがまま採点★★★☆☆
地水庵さんのくわしくは こちらから・・・ 地水庵
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しばらく出張続きでしたので ブログ更新できませんでしたが
その分ブログネタがたくさんできましたので じっくりアップロードさせていただきます
まずは みちのく 岩手県の旅!
みちのくといえば 世界遺産 平泉”中尊寺”があまりにも有名!!
今回の出張で初めて訪れましたので 少し紹介させていただきます
中尊寺は 延暦寺 慈覚大師円仁によって開かれ その後奥州藤原家によって大規模な堂塔造営が行われました
なるほど 中尊寺の境内の中には数多くの釈迦堂が造営され奥州藤原家の繁栄ぶり
熱心な仏教信仰ぶりがうかがい知る事が出来ます
やはり ここ 金色堂はあまりにも有名 実際に藤原3代の遺体が安置されていたということで
黄金のお堂は素晴らしいの一言に尽きます これぞ日本の宝ですね
実はその脇に 宝物堂があるのですがその中にある 国宝の数々もそれは本当に素晴らしいです
実は 中尊寺(中尊寺ばかりではないですけど) 神仏合祀ですので 神社もありましたよ
なんと”白山神社” これは福井の 勝山”平泉寺”と相通じるところがあるのか??
なんて歴史ロマンを駆り立てていただきますね(笑)
伊達正宗公が造営された ”能舞台” 古の時 この舞台で能を奉納されたのかなあ
是非岩手県に行かれましたら 中尊寺は必見ですね!!
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