この秋葉神社は、標高1000m近い山の頂きにある神社でした
そこに至る山間の道は樹齢300年を超えてそうなうっそうとした杉の木立
ちいさく見えるのが私です!!  杉の大木!
実際伐る ヒノキはこれより大きいそうでますますどきどきしてきました


ご覧ください社務所にあった 机 これも社の杉の木で出来ているそうです!!
立派ですよね!!

そうして この秋葉神社の宮司総代から 秋葉神社の言われ、そして伐倒祭の
しきたり慣わしなどの説明を聞き  いよいよ林場へ・・・

と思いきやもう既にお昼(XX) 天竜 浜松といえばこれでしょう

山の中に入るのですからおいしいうなぎを頂いて力を蓄えましょう!!

もう少しほしかったかなあ・・  大盛りを頼めばよかった(涙)

さていよいよ林場に入っていきます・・道路端から徒歩で約15分
まず山に入る前に、 杣(そま)人 (伐採する人)がご祈祷を受けます 

そして お清め・・・

さあ いよいよ山に入ります!!

山の中はこのように整備が行届いており 山主さんの山に対する気持ちが
よく分かります・・ やはり林業の国  天竜・・・ただただ敬意を表せざるをえません

ついに!!  お披露目 天竜ヒノキ  樹齢約250年 高さ41m!! 
見事です! 杉林の中に忽然と現れたこのヒノキ
持ち主曰く ”私で10代目になりますこの木の守をして・・・”
”それ以前の歴史は文献が残っていません”だそうです  もしかしたらそれ以上!!
ただただ驚きです。  少なくとも福井にそのようなヒノキは存在しないと思う

一緒にお誘いいただいた T氏と T氏親子 みんな興奮です!!


改めてこの木の周りをお清めしますさあいよいよ クライマックス
三つ紐伐り・・三人2組の杣が交代で手斧で伐り込む 古式にのっとった伐採です
 一人が受口(切り倒す方向を決めるとても大事な切り込み)
残りの2人が 弦(最後に伐る木の支え)を残し残りを切り込みます
これが実際の斧です!

この三つ紐保存会の皆様は 伊勢神宮の御柱も倒された日本を代表する”杣”です
それでも倒すまで約3時間・・・・
実は 6時を廻ってしまい  カメラのストロボも効かなくなり
真っ暗な中で 倒しました・・  
そして一番大切な締めの儀式
倒した木の切り株に 倒した木の”カラス止まり”一番先のこと を供えて
また新たに根吹くことを祈念する儀式を行い終了・・

真っ暗になってしまい 写真に収められなかったのは残念でしたが
一生に1度あるかないかというほどとても大切な儀式を拝見することができ
とても感謝しております。 

私たち木材人が忘れかけている木の魂・・木魂をしっかりと頂くことが出来ました
ありがとうございます。 

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