我社でストックしている 県産材杉の構造材の風景です(ちょっと前のですが・・)
皆さんもご存知の通り 構造材の乾燥はとても時間がかかります

初期含水率(木材に含まれている水の量を木材そのものの重さと比較して計測します)
は基本100% (木材の重さ1に対して水分の重さ1)
ひどいものでは  120%なんて物もあります(木材の重さ1に対して水のおもさ1.2)

これを約1年かけて 25%程度まで乾かして行きます

このように外においておくと 外側は直射日光で変質(黒く)なってきますが
中は大丈夫ですよ!

このように 含水率を定点観測 乾いている状態を見ていきます
これは現在含水率28%程度ですかね  もう少し乾燥が必要!!

人工乾燥という方法もございますが 高温で瞬時に乾燥するため
焦げ臭いにおいがします (多分焦げている・・)
木材の組織そのものが死んでしまっていると考えられます
これでは天然乾燥の色艶は出せません
だから私は構造材に関しては天然乾燥をお勧めします
最近は  バイオ乾燥という新しい技術で 天然乾燥のスピードを
上げることが出来ます こんな技術を使いながら良質な木材を
皆様の元へお届けしたいですね!

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やはり天然乾燥のツヤに勝るものはないですよね!
人工乾燥のカスカスな感じは、ちとサビシイです。
バイオ乾燥の材料も見てみたいです!

ヤマダさま
おっしゃるとおり!!
用途に合わせて木材の乾燥手法も選択すべきです

バイオ乾燥 これは天然乾燥促進装置

いよいよ準備期間も終わりましたので
営業運転開始です  こうご期待ください!

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