» 2011 » 11月 » 25のブログ記事

今日はお客様から、”お世話させていただいているお寺さんの
屋根の端口が痛んできているから、見てほしいとのご依頼を頂きましたので
早速お邪魔してまいりました。

勢いよくお邪魔したものの 実は社寺建築はそんなに得意ではありません(照)
建築屋さんも、材木屋さんも実はそれぞれが得意とする分野を持っていまして
何でもオールマイテイでこなせる人はなかなかいないのではないかなあと思いますよ・・おおっとこれは言い訳ですかね(笑)

まあといいつつも一通りのことはこなせますので
早速は端口を見てみますと・・・・

まあ古くはなっているものの 主要構造体(梁、隅木等)はケヤキを使用されていますのでまだまだ大丈夫みたいですね!
しかしながら 組木の部分や裏板、垂木は少し直した方が良い状況でした
雪国の人はご存知のとおり屋根雪はこのような端口にたまるので折れやすいですから
早めの補修が必要ですね
 しかしながら ふと思ったのですが お寺の屋根周りはこのように手の込んだ
細工をするのでしょうか?

ちょっと拝借した断面図ですが 一般住宅とは全く違う構造をしていることは皆さん
お分かりかと思いますけど  それをする意味はどこから来ているのか・・・
仏様を崇拝するという意味・・はなんとなく分かるのですが
じゃあその心を具現化する方法として、何故このような造形を決定したのか?
もしかしたら構造的にそうせざるを得なかったのかも・・・・
思えば思うほど 摩訶不思議になってきます

そのように考えると 何でもかんでも不思議に思います
なぜ 住宅の間取りのモジュールは910が基本なのか・・・
住宅の柱の基本は何故 120 もしくは105なのか・・・
そりゃ昔からそうだったからそうなんだ・・  といわれてしまえば実も蓋もありませんが
疑問はつきません

この場では答えは導き出せませんが  誰か知っている人がいたら是非教えてください!

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